インストラクターさんからカヌーの乗り方や安全確認などを教えてもらったら、さっそく四万十川に漕ぎ出そう!
川面を撫でる風や水飛沫が気持ちいい♪
「日本最後の清流」とも呼ばれ、全国的にその名が知られる四万十川。高知県西部を蛇行するように流れ、最後に太平洋に流れ込む場所が、今回紹介する四万十市です♪ 観光で訪れたら必ず見ておきたい「沈下橋」や「屋形船」はもちろん、カヌーなどのウォーターアクティビティも盛んで、もちろん「川の幸」グルメも見逃せない! 見て、感じて、食べて、四万十川にどっぷり染まる一日を過ごせる観光コースをご紹介します!
- 大人も子どもも楽しめる、ウォーターアクティビティ!
- 四万十川に架かる沈下橋は、カメラ必携!
- 地元食材を使った、郷土料理に舌鼓♪
- プラン
- 1日
- 交通機関
- 車/バス/徒歩
- 距離
- 約60km
- エリア
- 幡多エリア
観光
コース
見て感じて食べて!四万十川にどっぷり染まる一日
9:30〜
四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこ
最初に挑戦するのは、四万十川らしい川遊び! 川面に乗り出せるカヌーなら、四万十川らしい雄大な景色をのんびり満喫することも、スリル満点な流れに乗って遊ぶこともできる。
今回やってきた「四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこ」では、川遊びができる服装で来たら、あとはすべてレンタルでOK♪
今回やってきた「四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこ」では、川遊びができる服装で来たら、あとはすべてレンタルでOK♪
カヌーの乗り方に慣れてきたら、ゴール地点の「かわらっこ」を目指して、いよいよ川下りの始まり。進んでいくうちに出合えるのは、周囲に人工物がなにもない、「四万十川の原風景」を感じさせる絶景。これは、カヌーだからこそ見られる景色なのかも。
体験が終わると、川辺で遊んだり、大きな「MEGAサップ」に座ってコーヒーを飲んだり。どこまでも広がる大自然を堪能して、すっかりパワーチャージ!
- レンタカー / 自家用車 約30分
- 国道441号を四万十川沿いに北へ。
12:30〜
しまんとリバーサイドBBQ
身体を動かしてお腹が空いたら、近年、四万十市で話題になっているBBQ体験のスポット、「しまんとリバーサイドBBQ」へ!
こちらの特徴は、本格的なBBQを、初心者でも気軽に体験できること。食材もグリルも道具もすべてそろっており、さらに「食材を焼く順番」や「お肉の焼き時間」などが一目でわかる指南ガイドもあり。わからないことがあれば、経験豊富なスタッフさんに教えてもらうこともできる。
なお、BBQは事前予約が必要だ。
なお、BBQは事前予約が必要だ。
会場は四万十川沿いにあるため、リバービューを楽しみながら、お肉の焼き加減をじっくりチェック。食欲をそそる香りがしてきたら、いよいよ盛り付け!
ビーフ、ポーク、チキンそれぞれのお肉に、旨みが引き立つようスパイスで味付けがされているため、焼き上がったらそのまま美味しくいただける。希少なブランド牛である「四万十牛」も味わえる「四万十牛の極上BBQ」コースもオススメだ。
- 徒歩 / 約1分
- 施設沿い国道441号の横断歩道を渡る。
13:30〜
道の駅 よって西土佐
お腹を満たしたら、今度はお買い物♪ 地元・西土佐地域の「てんねん」な産品が集まる、
「道の駅よって西土佐」へ!
施設に入ると、まず目に飛び込んでくるのが「軽トラック」のディスプレイ。荷台には、地元で採れた新鮮な旬の野菜がたっぷり。どんな野菜や果物が並んでいるのか、眺めるだけでも楽しい。
さらに店内には、地元の生産者さん自慢の加工品も豊富にあり、四万十市ならではのお土産選びはもちろん、自分用にも買いたくなるものがたくさん。
併設された「鮎市場」では、その名の通り、四万十川で獲れた鮎をはじめとする川の幸にも出合うことができる。
併設された「鮎市場」では、その名の通り、四万十川で獲れた鮎をはじめとする川の幸にも出合うことができる。
さらにこちらも道の駅に併設している、スイーツ店「ストローベイル SANKANYA」。焼き菓子やケーキをはじめ、季節によってはスムージーなども販売しているので、ドライブの休憩にもぴったりだ。
- レンタカー / 自家用車 約40分
- 国道441号を四万十川沿いに南へ。県道340号に入り、さらに南へ。
15:00〜
屋形船 四万十の碧
続いては、四万十川の風情溢れる「屋形船」に乗って、大自然に癒される船旅へ!
今回取材した「屋形船 四万十の碧」の遊覧コースでは、出航早々、全長約145m・高さ約4mの「三里沈下橋」が見えてくる。沈下橋に立つ歩行者たちに手を振りつつ、するりと橋をくぐり抜ける瞬間は、大盛り上がり!
さらに、ベテラン先頭さんが船内アナウンスで地元紹介をしてくれることも、屋形船の魅力のひとつ。
目の前を流れる四万十川の風景を眺めながら、川漁や地元の祭りといったお話を聞いて、そこで営まれている人々の暮らしに思いを馳せてみよう。
目の前を流れる四万十川の風景を眺めながら、川漁や地元の祭りといったお話を聞いて、そこで営まれている人々の暮らしに思いを馳せてみよう。
タイミングによっては、川漁師さんが漁に出ていたり、しらさぎが魚をつついていたり、川沿いに自生する季節の草花を見つけたり。屋形船に乗ったら、その日その日で違う表情を見せてくれる、四万十川の魅力を探してみて。
- レンタカー / 自家用車 約20分
- 県道340号を経て、国道441号を「四万十市役所」方面へ。
18:00〜
味劇場ちか
旅のシメに訪れたのは、昭和50年創業の居酒屋「味劇場ちか」。「伝統の四万十料理を味わえる」と、地元住民はもちろん、国内外の観光客にも人気がある老舗だ。
こちらで特徴的なのは、店名に「味劇場」とある通り、まるで舞台と観客席を思わせる店内。2階のカウンター席から吹き抜けを覗き込むと、1階にある調理場が丸見え! そこでは、板前さんたちが新鮮な食材を次々と調理している。
やがて「お二階さーん!」と威勢のいい声が聞こえると、滑車を使ってスルスルと料理が登ってくる!
やがて「お二階さーん!」と威勢のいい声が聞こえると、滑車を使ってスルスルと料理が登ってくる!
運ばれてきたのは、香り高い四万十川の「川エビ」と「ゴリ」の唐揚げ、そしてこの時季らしい「ビリかつお」のお刺身。
川エビの驚くほど濃厚な香りや、かつおのとろけるような食感は、まさに感動モノ。
川エビの驚くほど濃厚な香りや、かつおのとろけるような食感は、まさに感動モノ。
「土佐の小京都」とも呼ばれる、四万十市。室町時代に京文化が伝わってきたこともあってか、味付けがやわらかいことも四万十料理の特徴とされている。
昔ながらの土壁にお品書きや赤提灯が吊るされた、懐かしくて落ち着ける空間も相まって、お酒と箸は止まることを知らず、お腹も心も大満足!
昔ながらの土壁にお品書きや赤提灯が吊るされた、懐かしくて落ち着ける空間も相まって、お酒と箸は止まることを知らず、お腹も心も大満足!
四万十市には、この他にも四万十川らしい魅力がたくさん! ここでしか出会えない旅に出かけて、ぜひ体験してみてくださいね♪