自然やグルメ、人との特別な出会いを楽しむ♪
忘れられない幡多エリアの1日旅
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自然やグルメ、人との特別な出会いを楽しむ♪<br>忘れられない幡多エリアの1日旅
四国の西南地域に位置する高知県幡多エリアは、四万十川をはじめとする海・山・川の大自然に恵まれた場所。ここで育まれたユニークなグルメを堪能したり、あたたかい地元のひとたちと交流したり。今回は、二度と忘れられない特別な出会いにあふれた、おすすめの幡多旅行プランをご紹介します♪
Point
ガツンとくる鉄板グルメや受賞歴ありのスイーツに舌鼓♪
幡多エリアの生き物たちのドラマに感動!
透明度が高い美しい海沿いをドライブ
プラン
1日
交通機関
車/徒歩
距離
約90km
エリア
幡多エリア

観光
コース
自然や人との出会いを楽しむ♪
忘れられない幡多ドライブ旅

9:00〜

砂浜美術館・入野の浜

最初にやってきたのは、太平洋を目の前に望む「黒潮町」。高知県の西南エリアの入り口で、自然豊かな山々を背に、美しい海岸線が続く。

ここで訪れたのは、海辺の自然をそのままに感じる「砂浜美術館・入野の浜」。
全長およそ4kmもの砂浜を「美術館」に見立て、流れ着いた漂流物や松林、沖を泳ぐクジラまでも「作品」として楽しむスポット。

サーフィンやキャンプを楽しめるほか、「Tシャツアート展」や「潮風のキルト展」、「漂流物展」などの企画展も開催されている。
どこまでも続くような太平洋を横目に、砂浜をのんびり散策するだけでも、大自然を特別に感じることができる。
この砂浜を会場に、春に開催される「シーサイドはだしマラソン」に出場したつもりで、靴下を脱いで砂の上を全力疾走!

さらさらとした砂の感触は心地よく、心も体も開放的に。砂浜美術館で開催される、例年のイベント情報は、公式HPでチェックしてみて。
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レンタカー / 自家用車 約20分
国道56号に入り南西に進む。県道333号を経て、国道439号を進む。

11:00〜

Shimanto+Terrace はれのば

続いてやってきたのは、四万十川とまちの歴史が交差する、赴きある四万十市の中心市街地。

どこか懐かしい「天神橋商店街」をぶらりと歩いていると、見えてきたのは「Shimanto+Terrace はれのば」。5つの飲食店が集まっており、コミュニティスペースとしても地元住民に親しまれている。
今回は、そのなかの「cafe n2」でひと休み。ランチやカフェを楽しめる店内は、吹き抜けもある開放的な空間と温かみある木の雰囲気が特徴的。どこか非日常的でありながらも、アットホーム感がある。

カップや座席をあえて異なるデザインでセレクトしているのは、「いつもそばに」という店主の遊び心からなんだとか。
注文したのは、ほっと温まるカフェラテと「コーヒーナッツタルト」。4種のナッツがザクザク食感を添えるタルトは、しっとりとした甘さで大人の味わい。
ガトーショコラやパフェなど、スイーツが充実していることもポイント。旅なかでひと息つくには、まさにもってこいのカフェだ。金曜・土曜の夜には夜カフェやバーとしても営業しているので、中心市街地に宿泊した際も、ぜひ足を運んでみて。
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レンタカー / 自家用車 約20分
「四万十川橋」を渡り、346号線を「宿毛/宇和島」方面へ。「平田IC」を経て、国道56号を進む。

12:00〜

天下茶屋

今度は、レトロな港町の情緒あふれる「宿毛市」へ。

ガツンと食欲をそそる匂いに誘われてたどり着いたのは、地元の老舗焼肉店「天下茶屋」。創業から50年、地元住民はもちろん、観光客にもファンが多い名店だ。
名物は、鉄板のうえでジュージューと豪快に焼き上げる、熱々の肉野菜炒め。熱気やボリュームはもちろん、なによりもそのうまさに食欲がとまらない!
長年の人気の秘訣は、店内で仕込まれている秘伝の焼肉ダレ。ガツンとくるうまさにも関わらず、なんとニンニクは不使用なので、女性でも気軽に味わうことができる。レジ横でも販売しており、店主は魚の煮付けやきんぴらなど、万能調味料としても重宝しているとのこと。
甘辛タレが、お肉はもちろん、シャキシャキのキャベツやニラ、もやしにもよく絡み、絶品の味わい。さらに備え付けのニンニクを加えるなど、何度でも白米をおかわりしたくなるほどの美味しさ。お腹も心も満たされる、まさに忘れられない一皿だ。
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レンタカー / 自家用車 約15分
南西方向に国道56号を進む。国道21線に入り、南に進む。

13:30

星ヶ丘公園

次にやってきたのは、昔ながらの農村の風景が広がる「三原村」。

地域には豊かな里山の植生も残されており、なかでも山道を抜けた先にある「星ヶ丘公園」は、地元の方の手で守られてきた、緑豊かな癒しのスポットだ。
環境省や高知県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている「ヒメノボタン」をはじめ、三原村を訪れたことがある植物分類学者・牧野博士の植物図鑑にも記された、めずらしい山野草たちにも出会えるのだとか。
訪れた季節ごとに移り変わる、さまざまな草花が見どころ。6月には小池の水面をおおう睡蓮、初夏にはあじさい、8月はミソハギ、9月はヒメノボタン、秋にはリンドウ、そして冬にはバイカオウレンなど、それぞれ可憐な姿を見せてくれる。
四季の美しい移り変わりを間近に感じながら、里山の原風景が残る三原村ならではのひと時を味わってみて。
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レンタカー / 自家用車 約40分
県道21号線を経て、県道46号線、国道321号線に入る。

15:00

道の駅 大月

続いては、エメラルドグリーンの海で有名な「柏島」がある「大月町」へ。今回は「道の駅 大月」にお立ち寄り♪人気のひんやりスイーツがお目当てだ。
注文したのは、あの「ひんやりスイーツ総選挙」で四国第一位に輝いたこともあるという「苺氷り」。

薄く削られた氷とイチゴが、口の中でふわっと溶けて、新鮮なイチゴの香りと酸味がすっきりと広がる。手づくりシロップの優しい甘さも絶妙で、その人気ぶりに思わず納得!
このほか、大月町名物の柑橘「バンカン」のソースをかけた「大月ソフト」も定番人気。

幡多エリアの酪農家から仕入れた新鮮なミルクを使用して、道の駅で仕込んでいるこだわりの一品だ。ばんかんソースの柑橘の香りが爽やかさを引き立てる。
道の駅には、このほかにもバンカンを使った加工商品はもちろん、手づくりの干物や芋けんぴなど、高知らしいお土産がズラリ。

「ふれあい市」では、地元で採れた野菜や魚、手づくりのお惣菜も購入できる。見て、買って、大月町の美味しさを満喫しよう。
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レンタカー / 自家用車 約30分
国道321号を南西へ。

16:00

高知県立足摺海洋館 SATOUMI

最後に訪れたのは、四国の最南端に位置する「土佐清水市」。2020年にリニューアルオープンを果たした「高知県立足摺海洋館 SATOUMI」へ。

さまざまな形の奇岩で知られる「竜串・見残し海岸」のすぐそばにある水族館で、地元の海の生き物をはじめとする、約350種・1万5千点もの生き物たちを見ることができる。
SATOUMIでは、生き物をただ展示するだけでなく、淡水・汽水・海水それぞれのエリアごとに生き物たちが生息する自然環境や生態系まで再現。山から海へと至る水の流れに沿って、環境や生き物について学ぶことができる。

地元の郷土料理で食される魚介類などの展示もあり、そこかしこにある斬新な工夫が面白い。
特にじっくりと見たいのが、展示中盤にある「竜串湾大水槽」。

太平洋の黒潮の流れに乗ってやってきた、熱帯・亜熱帯性の色鮮やかな魚たちが悠々と泳ぐ光景は、足摺の海そのもの。ここで写真を撮れば、思い出に残る一枚になるはず。
展示を抜けると併設のカフェやショップもあり、目の前には滝串の海が広がっている。旅の余韻に浸りながら、ゆったりと寛ぐことができる。
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今回は、幡多エリアのオススメ観光コースを紹介しました。いかがでしたでしょうか。

今回は立ち寄れなかった素敵なスポットが、まだまだたくさん!デジタルマップ「高知トラベルコンパス」で探して、足を運んでみてくださいね。

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